ワイヤー矯正

大学生で始める歯列矯正治療の費用は?知っておくべき支払い方法や矯正方法の種類を解説

大学生で始める歯科矯正治療の費用は?

大学生で歯列矯正治療を始めようと思ったけれど費用が心配という方もいるでしょう。大学生だからこそ歯列矯正治療をするメリットはあるのでしょうか?本記事では大学生で始める歯列矯正治療の費用について、以下の点を中心に解説していきます。

  • 大学生のうちに歯列矯正治療をするメリット
  • 大学生の歯列矯正治療の費用
  • 大学生におすすめの支払い方法

支払い方法や種類を知ることで、大学生でも自分にあった歯列矯正治療を選ぶ参考になれば幸いです。ぜひ最後までお読みください。

大学生で始める歯列矯正治療について

大学生で始める歯列矯正治療について

歯列矯正治療は、年齢や治療の目的によって異なる方法がありますが、大学生の場合、ワイヤー矯正(歯の表側にブラケットを接着して行う矯正)やクリアブラケット矯正(透明なめだたないブラケットを用いて行う矯正)、舌側矯正(裏側矯正)などが選択肢になることが多いです。

大学生で歯列矯正治療をするメリット

大学生で歯列矯正治療をするメリット

大学生のうちに歯列矯正治療を行うメリットには何があるのでしょうか?

食事の内容や相手を選べる

大学生が関わることの多い人は友人や先輩後輩などで、歯列矯正治療中の事情を考慮した食事などの融通が利きやすいでしょう。しかし社会人になると、上司や仕事の取引先との会食など、自己都合で食事内容を変更できなくなります。また、歯列矯正治療中は、食事に制限がかかる場合があります。歯牙の破折や脱臼などを引き起こさないように歯の負担にならない接着力の弱い接着剤を使用しているため、せんべいなどの硬い食べ物が装置に当たると外れる可能性があり注意が必要です。また、ガムやキャラメルなどの粘着性の高い食べ物は装置にからまる恐れがあるため控えましょう。コーヒーや赤ワインなどの色素の強い飲み物は装置に色がつく可能性があるため、歯磨きを早めに行うことが重要です。

時間に余裕がある

大学生は時間に余裕があるため、ライフスタイルに合わせて矯正に必要な通院回数や処置期間が設定できるでしょう。大学生は学生生活を送る上で、比較的自由な時間があり、また、矯正のための通院や処置期間を調整しやすいため、歯列矯正治療を行うのに適したタイミングと言えます。

就職活動に自信が持てる

就職活動に自信が持てるという点については、歯並びが整っていることで清潔感があり、印象が良くなるということが挙げられます。また、歯並びにコンプレックスを持っている場合は、歯列矯正治療を行うことで、自信を持って面接やビジネスシーンに臨めるでしょう。

大学生の歯列矯正治療の種類別費用

大学生の歯列矯正の種類別費用

大学生の歯列矯正治療にはどのような方法があるのでしょうか?方法と費用について解説します。

マウスピース型矯正

マウスピース型矯正は、透明なマウスピースを使って歯列を矯正する方法です。この方法は、透明性が高く目立たないため、特に大人の方に人気があります。 マウスピース型矯正は、まず歯科医師による診察や歯型採取が行われ、その後、歯列矯正のための特殊なソフトウェアで歯列の現在の状態と、矯正後のイメージを作成します。その後、矯正に使用するマウスピースが製作されます。矯正用のマウスピースは、基本的に2週間ごとに交換する必要があります。毎回少しずつ力を加えることで、徐々に歯列を移動させていきます。矯正期間は、個人差がありますが、平均的には6ヶ月〜1年半程度です。ただし適用できない症例もありますので歯科医師に相談してください。
費用は症例や治療期間によって異なりますが、一般的にはマウスピース型矯正は保険適用外のため、自費負担となります。前歯中心の場合は約10~70万円・全体矯正の場合は約80~100万円が相場の費用となっています。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、矯正装置として金属製のブラケットと金属線(ワイヤー)を使用して、歯の並びを整える方法です。まず、歯にブラケットを取り付け、ワイヤーをブラケットに結紮して(止めて)、歯を動かす力を加えます。定期的な調整を行いながら、徐々に歯を移動させ、矯正を進めます。ワイヤー矯正は、しっかりと力を加えられるため、重度の矯正でも効果的です。ただし、見た目が目立ってしまうため、大人の患者さんにはあまり好まれない場合があります。費用は、症例や治療期間などによって異なりますが、前歯中心の場合は約20〜40万円・全体矯正の場合は約60〜100万円が相場の費用となっています。

舌側矯正(裏側矯正)

舌側矯正(裏側矯正)とは、歯列矯正装置を歯の裏側に取り付ける方法です。通常のワイヤー矯正と同じように、歯にブラケットを取り付け、ワイヤーを通して歯を動かしますが、ブラケットが裏側にあるため、見た目が自然で矯正装置が目立ちにくくなっています。舌側矯正(裏側矯正)には、従来のブラケット矯正と同じ金属ブラケットを使用する方法や、クリアブラケットを使用する方法があります。見た目が気になる方や、スポーツなどで口腔が激しく動く方、楽器を演奏する方など、外側に装置を付けることが難しい方に適しています。費用は、治療期間や使用する装置の種類、症状の重さによって異なりますが、一般的にはワイヤー矯正よりもやや高めになる傾向があります。費用は前歯中心の場合は約35〜60万円・全体矯正の場合は約100〜150万円が相場の費用となっています。

大学生の歯列矯正治療の知っておくべき支払い方法

大学生の歯列矯正治療の知っておくべき支払い方法

歯列矯正治療にはさまざまな支払い方法があります。自分にあった支払い方法を見つけることで無理なく美しい歯並びを手に入れましょう。

トータルフィー

歯列矯正治療のトータルフィー制度は、矯正治療に必要な一連の費用(装置費用、治療費、調整費、保定期間中の観察費用など)を一括して定額で支払う制度です。従来の矯正治療では、治療にかかる費用が見積もりと異なることがあったり、治療が長引くことによる費用の増加が懸念されたりすることがありましたが、トータルフィー制度はそうした心配を解消できます。矯正治療の期間中に必要な調整や保定期間中の観察などの費用が含まれているため、一度の支払いで完了までの治療費用が見積もり通りになるというメリットがあります。ただし、トータルフィー制度は、矯正治療の期間中に治療費を一括で支払う必要があるため、一定の負担がかかることがあります。

都度払い制

矯正治療に必要な費用を、治療が進む度に都度支払う方法です。つまり、矯正治療の全期間を通じて一括で費用を支払うのではなく、月々の分割払いや、治療が進むごとに都度支払います。都度払い制を採用している歯科医院もありますが、矯正治療の費用によっては、都度払いにすると総額が高くなる場合もありますので、注意が必要です。

デンタルローン

歯列矯正治療のデンタルローンは、矯正治療の費用を分割払いできるローンのことです。通常、歯列矯正治療は治療期間が長く、一度に多額の費用がかかるため、矯正専門の医院や歯科医院では分割払いのデンタルローンを導入しているところがあります。デンタルローンは、一定の審査に通過することで、通常のローンと同様に金利や返済期間を設定し、分割払いでの矯正治療費用を支払うことができます。

歯列矯正治療は保険適用できる?

歯列矯正治療は保険適用できる?

ここでは歯列矯正の保険適用や医療費控除になるケースについてご紹介します。

保険適用となる歯列矯正治療

矯正治療は見た目を整える美容的な側面が強いため、一般的には、健康保険など公的な医療保険の適用外となっています。ただし、生まれつきの先天性異常や著しい顎変形症など一部の症例においては公的医療保険が適用されることがあります。例えば、顎変形症の場合、顎の骨の成長異常による噛み合わせの問題であり、外科手術が必要な場合に保険適用が考慮されますが、「顎口腔機能診断施設」に指定された医療機関でなければ保険適用はされません。以下の3項目は、保険が適用される疾患です。

  • 咬合異常に対する矯正歯科治療:「別に厚生労働大臣が定める疾患」に起因
  • 前歯及び小臼歯の永久歯のうち3歯以上の萌出不全に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療:埋伏歯開窓術を必要とするものに限る
  • 顎変形症の手術前・後の矯正歯科治療:顎離断等の手術を必要とするものに限る

医療費控除の対象となる条件

医療費控除の対象となるのは、健康面や機能面に影響を及ぼす状態です。具体的には、むし歯や歯周病を加速させるような健康上の問題や、発音や咀嚼に支障をきたす機能面の問題を引き起こす症状が該当します。一方、歯の審美治療は原則として医療費控除の対象外とされています。審美治療は歯や歯並びの美しさを目的とした治療法であり、歯を削り人工歯をかぶせるなどの手法が使用されます。矯正治療後の見た目には改善が見られる場合もありますが、審美治療と歯列矯正治療は目的や手法が異なります。ただし、医療費控除の対象かどうかは明確に分けられておらず、個別のケースによって異なる場合があります。医師と相談し、詳細な情報を確認することをお勧めします。

まとめ

まとめ

大学生が歯列矯正治療を行う場合の費用についてまとめると以下の通りです。

  • 大学生のうちの歯列矯正治療はメリットが多い
  • 大学生の歯列矯正治療の費用はおよそ10〜100万円の幅があるので自分に合った方法をしっかり選ぶことが大切
  • 一括で支払うことが難しい場合でも支払い方法には分割も選択できる場合がある

本記事が、大学生での歯列矯正治療について悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事の監修歯科医師
坂本 輝雄医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

坂本 輝雄医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

東京歯科大学卒業 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科矯正学専攻)修了 東京歯科大学歯科矯正学講座助手 慶応義塾大学医学部形成外科学教室非常勤講師 米国オクラホマ大学歯科矯正学講座 Visiting Assistant Professor 東京歯科大学歯科矯正学講座講師 東京歯科大学退職 東京歯科大学千葉歯科医療センター矯正歯科 臨床准教授

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坂本 輝雄医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

東京歯科大学卒業 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科矯正学専攻)修了 東京歯科大学歯科矯正学講座助手 慶応義塾大学医学部形成外科学教室非常勤講師 米国オクラホマ大学歯科矯正学講座 Visiting Assistant Professor 東京歯科大学歯科矯正学講座講師 東京歯科大学退職 東京歯科大学千葉歯科医療センター矯正歯科 臨床准教授

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