ワイヤー矯正

歯列矯正は最短どれくらいで終わらせられるの?早く終わらせるためのポイントを紹介します!

歯科矯正 最短

歯列矯正は最短どれくらいで終わらせられるのでしょうか?
本記事では、歯列矯正は最短どれくらいで終わらせられるのかについて以下の点を中心にご紹介します!

  • そもそも歯列矯正の期間とは?
  • 歯列矯正が早く終わる人の特徴
  • 歯列矯正を最短で終わらせるために気をつけるべき事

歯列矯正は最短どれくらいで終わらせられるのかについて理解するためにもご参考いただけると幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

そもそも歯列矯正の期間とは?

そもそも歯科矯正の期間とは?

歯列矯正の期間は、大まかに「矯正期間」と「保定期間」の2つに分けられます。全体としては、3年~4年半程度を要するとされています。

矯正期間: 矯正期間は、歯を実際に動かすための期間で、おおよそ1年~2年半が目安とされています。しかし、この期間は患者さんの歯の状態、目標とする歯並び、矯正を開始する年齢、使用する矯正装置などによって変動します。例えば、部分矯正の場合、特定の歯だけを動かすため、6ヶ月程度で終了することもあります。具体的な期間を知りたい場合は、専門のクリニックでの相談が推奨されます。

保定期間: 矯正期間後に続くのが保定期間で、これは動かした歯を安定させるための期間です。目安としては約2年と考えられます。この期間中、歯が元の位置に戻る「後戻り」を防ぐために、「リテーナー」という装置を使用して歯の位置を保持します。保定期間は矯正治療の成功を保証するための重要なステップであり、この期間を軽視すると、矯正の結果が失われるリスクが高まります。

矯正治療は長期間にわたるものですが、美しい歯並びや噛み合わせは、その努力と時間をかける価値があると言えるでしょう。

歯列矯正方法ごとの最短期間

歯科矯正方法ごとの最短期間

歯列矯正方法ごとの最短期間について以下で解説していきます。

表側矯正の最短期間

表側矯正、一般にワイヤー矯正とも呼ばれる方法は、歯の表側にブラケットとワイヤーを取り付けて歯を動かす矯正方法です。この矯正法の特徴として、矯正装置が目立つため、治療中の見た目に抵抗がない方に選ばれます。
矯正の期間は、治療の範囲や目的によって異なります。
全体的な矯正を目指す場合、おおよそ1年~3年の期間が必要とされています。
一方、特定の部位のみの部分矯正の場合は、短期間である2ヶ月~1年程度で終了することが多いとされています。
通院については、矯正の進行状況に応じて、おおよそ1ヶ月に1回のペースでの通院が推奨されます。この定期的な通院により、矯正の進行を確認し、必要に応じて調整します。

舌側矯正(裏側矯正)の最短期間

舌側矯正は、歯の裏側にワイヤーを取り付ける矯正方法です。この方法の特徴は、矯正装置が外からは目立ちにくいため、矯正中でも自然な口元を保てる点です。これにより、見た目にこだわりたい方々に選ばれることが多い矯正法のようです。
矯正の期間は、治療の範囲や目的により変動します。
全体的な矯正を目的とする場合、約2年~3年の期間が考えられます。一方、特定の部位だけを対象とした部分矯正の場合は、5ヶ月~1年程度で治療を完了できるとされています。
通院の頻度に関しては、矯正の進行状況を確認し、適切な調整を行うため、大体1ヶ月に1回のペースでの通院が推奨されています。

ハーフリンガル矯正の最短期間

ハーフリンガル矯正は、歯の裏側の一部にのみブラケットやワイヤーを取り付けて行う矯正方法です。この方法は、矯正装置を歯の全体に取り付けるのではなく、特定の部分だけに装置を配置することで、矯正の結果を得ることを目的としています。そのため、装置が目立ちにくく、矯正中の見た目の変化を抑えられます。
矯正の期間は、治療の範囲や目的に応じて変わります。
全体的な矯正を求める場合、おおよそ2年~3年の期間が必要とされています。
一方、特定の部位のみの部分矯正の場合、5ヶ月~1年程度で治療の完了が期待できます。
通院の頻度は、矯正の進行状況を定期的にチェックし、適切な調整を行うため、1ヶ月に1回のペースでの通院が推奨されています。

マウスピース型矯正の最短期間

マウスピース型矯正は、透明なマウスピースを使用して歯並びを整える革新的な矯正方法です。この方法の魅力は、従来の矯正装置のように目立ちにくいため、日常生活での違和感やコンプレックスを感じにくい点にあります。
使用するマウスピースは、患者さんの歯並びにピッタリ合わせるため、取得した歯型を基にしてオーダーメイドで作成されます。
矯正期間については、治療の範囲や目的によって変動します。
全体的な矯正を目指す場合、約1年~3年の期間が考えられます。
一方、特定の部位だけを対象とした部分矯正の場合、2ヶ月~1年程度で治療の完了が期待できます。

歯列矯正が早く終わる人の特徴

歯科矯正が早く終わる人の特徴

部分矯正の人

部分矯正は、特定の範囲、特に前歯のみを対象とした矯正治療方法です。そのため、全体的な矯正より治療期間が短い傾向にあり、約6ヶ月~1年程度で治療が完了します。
短期間で治療が完了する理由は、矯正の対象範囲が限定されているからです。
しかし、部分矯正は全ての方に適しているわけではありません。主に歯並びの乱れが軽度の場合や、噛み合わせに大きな問題がない方に向いています。そのため、部分矯正を希望する場合は、まずは歯科医師に相談し、自身の歯並びや噛み合わせの状態を確認してもらうことが重要です。

年齢と性別

歯列矯正の期間は、患者さんの年齢や性別によっても変動することがあります。
具体的には、若い年齢、特に発育途中の子どもは、顎の骨や歯がまだ成長しており柔軟性があるため、歯を動かすのが容易です。このため、小学生などの若い年代の患者さんは、成人の人より矯正治療の期間が短縮される傾向があります。
また、性別の違いも矯正期間に影響を及ぼすことが知られています。一般的に、成人男性は女性よりも顎の骨が硬いため、歯の動きが鈍くなりがちです。このため、男性は女性より矯正治療に時間がかかることがあります。
これらの要因を考慮して、矯正治療の計画や期間を設定しましょう。

抜歯の有無

歯列矯正の治療期間は、抜歯の有無によっても大きく変動することがあります。
抜歯が必要な場合の理由としては、歯並びが特に悪いため、十分なスペースを確保して歯を動かす必要があるからです。このような状況では、歯を動かす距離が長くなるため、治療期間が延びる傾向にあります。
さらに、抜歯後は、治癒を待つ期間が必要となり、その間は矯正治療を進められません。
また、抜歯には感染リスクも伴います。菌が入ることで合併症が生じる可能性もあるため、治療計画を慎重に立てる必要があります。
一方、抜歯を必要としない場合、治療期間は短くなることが期待されます。しかし、患者さんの歯並びや噛み合わせの状態によっては、抜歯が適切な選択となることもあります。
そのため、治療の方針や期間については、歯科医師の意見をしっかりと聞き、適切な治療を選択することが大切です。

歯列矯正を最短で終わらせるために気をつけるべき事

歯科矯正を最短で終わらせるために気をつけるべき事

歯列矯正を最短で終わらせるために気をつけるべき事はあるのでしょうか?以下で解説していきます。

装着時間をしっかり守る

矯正治療を成功させ、期間を短縮するための基本的なポイントは、矯正器具の装着時間をしっかりと守ることです。特に、1日に20時間以上の装着が推奨されています。 矯正器具の装着時間を守らないと、歯の動きが計画通りに進まず、治療期間が延長されるリスクが高まります。このような状況は、治療の結果を得るためには避けるべきです。
日常生活の中で矯正器具を外すことは避けられない場面もあるかと思いますが、その際も外している時間を少なくし、速やかに再装着することが大切です。
矯正治療は長期間にわたるものなので、日々の小さな努力が、治療の成功と期間短縮に繋がります。
矯正器具の装着を日常の習慣として意識し、計画通りの治療を進めることを心がけましょう。

むし歯にならない

矯正治療をスムーズに進めるためには、むし歯の予防が不可欠です。矯正器具を装着している間、歯のケアが難しくなるため、特に注意が必要です。
むし歯が発生すると、矯正治療を一時中断し、むし歯の治療を優先しなければならなくなります。 特にワイヤー矯正の場合、ワイヤーやブラケットの間に食べ物の残りやすい部分が増えるため、徹底的な歯磨きが求められます。これを怠ると、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
矯正治療中は、通常よりも歯磨きに時間をかけ、隅々まで丁寧にケアすることが大切です。矯正治療のためにも、日々の口腔ケアの徹底が不可欠です。

しっかり通院する

歯列矯正治療の成功には、歯科医師の指示に従い、定期的に通院することが欠かせません。矯正治療は、歯の微細な動きを監視し、適切なタイミングで調整を行う精密な治療です。そのため、指定されたスケジュール通りに通院することが、治療期間を短縮し、理想的な結果を得るための鍵となります。
通院することで、歯科医師は歯の動きを確認でき、必要に応じてワイヤーの調整やマウスピースの変更をします。また、通院時にはむし歯の早期発見や、患者さんの疑問や不安にも対応してもらえます。
万が一、予定していた通院日に来院できない場合は、できるだけ早く次の予約を取り、治療の遅延を抑えるよう努力しましょう。
矯正治療は長期間にわたるものですが、計画的に通院し、医師のアドバイスを守ることで、より早く、治療が終ります。

保定装置もしっかり着用する

歯が新しい位置に移動した後、その位置を維持するために「保定装置」を使用することは、治療の成功を長期間保つために重要です。 特に、マウスピース型矯正の場合、指定された装着時間を守ることが重要です。
毎日20時間以上の装着が推奨されており、この時間を守らないと、歯が計画通りに動かない可能性があります。その結果、治療期間が延長されるだけでなく、治療の結果も半減してしまうことが考えられます。
また、ワイヤー矯正後も、保定装置の着用を怠ると、歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」の可能性があります。
保定期間中は指示通りに保定装置をしっかりと着用し、綺麗な歯並びを長く保ちましょう。

まとめ

まとめ

ここまで歯列矯正は最短どれくらいで終わらせられるのかについてお伝えしてきました。 歯列矯正は最短どれくらいで終わらせられるのかの要点をまとめると以下の通りです。

  • 「矯正期間」は1年から2年半が目安で「保定期間」は約2年程時間ががかかる
  • 矯正治療を早期完了するポイントは、部分矯正の適用、年齢や性別の考慮、抜歯などがある
  • 矯正治療の成功の鍵は、装着時間を守ること、通院、保定装置の着用、むし歯予防に務めること

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事の監修歯科医師
坂本 輝雄医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

坂本 輝雄医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

東京歯科大学卒業 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科矯正学専攻)修了 東京歯科大学歯科矯正学講座助手 慶応義塾大学医学部形成外科学教室非常勤講師 米国オクラホマ大学歯科矯正学講座 Visiting Assistant Professor 東京歯科大学歯科矯正学講座講師 東京歯科大学退職 東京歯科大学千葉歯科医療センター矯正歯科 臨床准教授

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坂本 輝雄医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

東京歯科大学卒業 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科矯正学専攻)修了 東京歯科大学歯科矯正学講座助手 慶応義塾大学医学部形成外科学教室非常勤講師 米国オクラホマ大学歯科矯正学講座 Visiting Assistant Professor 東京歯科大学歯科矯正学講座講師 東京歯科大学退職 東京歯科大学千葉歯科医療センター矯正歯科 臨床准教授

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