ワイヤー矯正

歯列矯正の選び方は?選び方のポイントや費用相場などについて詳しく解説!

歯列矯正の選び方は?

歯列矯正の選び方についてお悩みではありませんか? 本記事では歯列矯正の選び方について以下の点を中心にご紹介します!

  • 歯列矯正の選び方
  • 歯列矯正のメリット・デメリット
  • 歯列矯正の相場

歯列矯正の選び方について理解するためにもご参考いただけると幸いです。 ぜひ最後までお読みください。

歯列矯正の選び方

歯列矯正の選び方

歯列矯正を選ぶ際のポイントはありますか
日本矯正歯科学会の認定医以上の資格を持つ歯科医が在籍している: 検討中の歯科医院が、日本矯正歯科学会の認定医以上の資格を持つ歯科医を有しているかどうかを確認しましょう。この資格は、5年間以上の専門的な研修を受け、学会の試験に合格する必要があります。居住地域に認定医以上の歯科医がいるかどうかは、日本矯正歯科学会のホームページで確認できます。また、日本矯正歯科学会以外の認定医については取得条件が同学会の規定以下となっています。複数の矯正装置を取り扱っている: 矯正装置は、患者の歯並びや噛み合わせによって向き不向きがあるため、1種類ではなく複数の矯正装置を取り扱っている歯科医院を選ぶようにしましょう。患者の要望や各装置の特徴を踏まえた上で、患者に合った治療法を提示する歯科医院を選ぶことが大切です。

装置のメリット・デメリットを伝えてくれる: 治療を開始する前に、装置のメリットとデメリットを伝えてくれる歯科医院を選びましょう。装置によって、治療期間や費用、装着時の感じ方が異なり、それぞれにメリット・デメリットが必ずあるためです。メリットだけでなくデメリットも理解し自身で納得した上で、治療を進めていくことが重要です。

具体的な費用・期間を提示してくれる: 治療を開始する前に、具体的な費用の内訳や治療にかかる期間を伝えてくれる歯科医院を選びましょう。矯正治療は、装置の費用の他にも追加費用が発生することが多く、それらの費用は歯科医院によって異なります。事前に、何にどのくらいの費用が発生し、どのくらいの間矯正装置をつけておく必要があるかを確認しておく必要があります。

矯正中のトラブルに対応してくれる: 矯正中は、慣れるまで違和感があったり装置が故障したりなど、トラブルが発生することもあります。問題が起きたときに担当医がすぐ対応してくれるかどうか、もしくは矯正の知識があるスタッフが常駐しているかどうかを確認しておきましょう。

アクセスが良い: 矯正中は一般的に月に1回通院する必要があり、矯正終了までに平均2~3年かかるとされています。そのため自宅や職場の近くなど、アクセスが良く通いやすい歯科医院を選ぶことが大切です。また予約の取りやすさや、土日祝日や夜の診療時間も事前に確認した上で、自分のライフスタイルに合った歯科医院を選びましょう。

歯列矯正選びに失敗しないための対策はありますか?
治療結果を丁寧に説明してくれる歯科医院かを確かめる: 検査を行った上で、どのような矯正方法が適しているかを丁寧に説明してくれる歯科医院を選びましょう。患者の要望を受けとめた上で、適している治療法の説明がしっかり受けられる歯科医院かどうかを確認することが重要です。デメリットも調べる: 歯科医院のホームページや口コミ上のメリットばかりではなく、どのようなデメリットがあるのかを事前に調べましょう。メリットだけを重視して歯科医院を選択すると、無理な知慮計画が立てられ、結果的に理想の歯並びを手に入れられない可能性もあるため、デメリットも理解した上で選択する必要があります。

インターネットの口コミのみで選ばない: 口コミを書き込むのは、矯正治療を受けた方々の中でごく一部のみであるため、自分自身の歯並びに合った治療法を提供できる歯科医師がいるかどうかは判断できません。歯科医院の症例を確認したり実際にカウンセリングを受け治療法を相談したりし、自分に合った治療法を提案してくれる歯科医院を選びましょう。

日本矯正歯科学会の認定医以上が常駐している: 歯科医院の中には月に数回ほどしかいない医師もいます。その場合適切な処置を受けられない可能性があるのでしっかりと確認したほうがいいでしょう。

歯列矯正の種類

歯列矯正の種類

歯列矯正の種類ごとのメリットはなんですか?
主に3種類あります。表面矯正は、治療期間が短く費用が安価で、歯磨きがしやすいというメリットがあります。一方、裏側矯正はあまり目立たず、歯列矯正をしていることがわからないというメリットがあります。そして、マウスピース矯正は、矯正装置が目立たず、装置の取り外しが可能で痛みや違和感が少ないというメリットがあります。
このように歯列矯正の種類によってメリットがあるので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
歯列矯正の種類ごとのデメリットはなんですか?
歯列矯正の種類ごとのデメリットは以下のようになります。表側矯正は、食事が引っかかりやすいです。裏側矯正は、治療期間が長いこと、費用が高額であること、歯が磨きにくい、喋りにくい、口内炎や物が挟まりやすいというデメリットがあります。技術力の高い歯科医師が少数であること、矯正装置を付けたままの飲食ができないことや、装置の付け外しに自己管理能力が必要であることです。

歯列矯正にかかる費用の相場

歯列矯正にかかる費用の相場

歯列矯正にはどのくらいの費用がかかりますか?
列矯正の費用相場は、60万~150万円と言われています。どの矯正装置を使用するかによって費用は歯科医院によって異なりますが、一般的にはワイヤー矯正は60~100万円、裏側矯正は80~150万円、マウスピース矯正は80~150万円とされます。
その他には、カウンセリング料や診断料、治療費、矯正装置料、調整料、保定装置料、保定観察料などがかかる場合があります。それぞれどのくらいの費用がかかるか、通う歯科医院に事前に確認しておきましょう。
値段を抑えることはできますか?
歯列矯正を安くする方法には、トータルフィーシステムを採用しているクリニックを選ぶことで、総額をあらかじめ提示してもらえるため、結果的に安く済むこともあります。ただし、トータルフィーの内容まできちんと確認することが大切です。
また、歯科医院によっては分割払いができるところもあるのでしっかりと確認することが大事です。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまで歯列矯正の選び方についてお伝えしてきました。 歯列矯正の選び方についてまとめると以下の通りです。

  • 歯列矯正を選ぶ際には、資格を持つ歯科医が常時在籍しているか、複数の矯正装置を扱っているか、治療に関する説明があるかなどに注意する
  • 歯列矯正の治療方法ごとにメリット・デメリットがあるので自分に合ったものを選ぶことが大切である
  • 歯列矯正の相場は60~150万程度とされるので分割払いができる歯科医院もあるので調べておく

本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。 最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事の監修歯科医師
坂本 輝雄歯科医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

坂本 輝雄歯科医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

東京歯科大学卒業 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科矯正学専攻)修了 東京歯科大学歯科矯正学講座助手 慶応義塾大学医学部形成外科学教室非常勤講師 米国オクラホマ大学歯科矯正学講座 Visiting Assistant Professor 東京歯科大学歯科矯正学講座講師 東京歯科大学退職 東京歯科大学千葉歯科医療センター矯正歯科 臨床准教授

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坂本 輝雄歯科医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

東京歯科大学卒業 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科矯正学専攻)修了 東京歯科大学歯科矯正学講座助手 慶応義塾大学医学部形成外科学教室非常勤講師 米国オクラホマ大学歯科矯正学講座 Visiting Assistant Professor 東京歯科大学歯科矯正学講座講師 東京歯科大学退職 東京歯科大学千葉歯科医療センター矯正歯科 臨床准教授

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