ワイヤー矯正

おすすめの矯正歯科の選び方は?チェックするポイント・注意点をご紹介します

かわいい日本人女性の笑顔

矯正歯科を選ぶときに何を基準にするべきか困っている方もいると思います。

結論からいいますと「認定医・臨床指導医(専門医)が在籍している」矯正歯科を選ぶと安心して治療に臨めます。

しかし、認定医・臨床指導医(専門医)が少ないというのも事実です。このような場合には他の項目をチェックして矯正歯科を選ぶ必要があります。

今回は矯正歯科の選び方・チェックするポイント・矯正の種類・費用などを合わせて解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの矯正歯科の選び方は?

OKサインする女性

おすすめの矯正歯科の選び方で参考にしていただきたいのが「日本矯正歯科学会の認定医・臨床指導医」であるかどうかです。

一般歯科でも歯科矯正をすることは可能ですが、本来はむし歯の治療が専門で歯科矯正には一般歯科とは異なる専門の技術が必要になります。

日本矯正歯科学会の認定医・臨床指導医(専門医)は豊富な経験を積んだ矯正歯科医で、確かな技術が期待でき安心して治療を行うことが可能です。

認定医・臨床指導医(専門医)がいる矯正歯科を選ぶことは大事ですが、それと同様に「通いやすさ」も重視していただきたいです。

歯科矯正は治療期間が長く、毎月の診察が必要です。毎月通うのに面倒にならない場所にある矯正歯科を選ぶことも重要になります。

矯正歯科の選び方は上記のようなことを参考にすると良いでしょう。

矯正歯科選びでチェックするポイント

モニターを使って説明する歯科医師

矯正歯科選びでチェックするポイントは5つあります。

  • 設備が整っているか
  • 歯科矯正の実績が多いか
  • 歯科矯正の認定医や臨床指導医(専門医)が在籍しているか
  • カウンセリングや説明が丁寧か
  • 通いやすいか

これらのポイントに気をつけることで自分に合った歯科矯正ができ、安心して治療に臨むことが可能です。

またこれらのポイントをチェックするときは、矯正歯科のホームページを見ることで確認できます。ぜひ参考にしてみてください。

設備が整っているか

矯正歯科は専門の知識が必要で、一般歯科とは異なる設備を保有・使用していることがあります。

矯正専用のレントゲン装置・分析ソフトなどはほとんどの矯正歯科で保有するものになります。これらのものは治療前の診断・治療後の予測などに使われるものです。

矯正歯科は歯並び・噛み合わせだけではなく、顔・口元がどのように変化するかも確認していきながら治療していくものです。

矯正歯科を行うと歯並び・噛み合わせに合わせてフェイスライン・横顔も綺麗になることがあり、そのためにこれらの設備が必要になります。

これらの設備を保有しているかをチェックすることが大切になります。

歯科矯正の実績が多いか

歯科矯正は専門性の高い治療です。

その中でも実績は矯正歯科を選ぶときに重要なポイントになります。実績を確認するときは治療してもらいたい矯正歯科のホームページを見ると良いです。

実績が豊富な矯正歯科は安心して治療を受けられます。またイレギュラーな対応にも、数多くの実績があると柔軟に対応してもらえます。

歯科矯正にもいくつかの治療方法があり、自分に合ったものを的確に提示してくれますので実績を参考にするのも良いでしょう。

歯科矯正の認定医や臨床指導医(専門医)が在籍しているか

認定医・臨床指導医(専門医)が在籍しているかを矯正歯科を選ぶときに確認することで、自分に合った歯科矯正を行ってもらえます。

認定医・臨床指導医(専門医)について詳しく見てみましょう。

認定医は日本矯正歯科学会の定めている試験に合格し、矯正歯科を専門に5年以上従事されている方です。また学会誌に論文を発表された方が認定医として認められます。

臨床指導医はもともと専門医という名称でしたが、臨床指導医という名称に変更されました。

臨床指導医は7年以上継続して従事している・歯科矯正に関する論文を発表している・学会の定めた課題症例を治療し、治療結果と予後判定が定めた基準に満たしているなど厳しい条件があります。

このように認定医・臨床指導医は学会の定めた厳しい条件に合格した方が取れる資格です。

認定医・臨床指導医がいる矯正歯科は知識はもちろんのこと、治療技術・予後判定においても高い技術と経験を持ち合わせています

安心して治療を受けるためにも、認定医・臨床指導医がいる矯正歯科を選びましょう。

カウンセリングや説明が丁寧か

男性患者と看護師

カウンセリングや説明が丁寧な矯正歯科を選ぶことで安心して治療を受けられます

歯科矯正は痛みを伴うことがあります。また治療費が高額であることが多く、それに加えて毎月の診察・調整代などがかかることがあるため、事前のカウンセリング・説明が丁寧な矯正歯科を選ぶことが大切です。

矯正期間・矯正中の注意点なども丁寧に説明してくれる矯正歯科を選ぶことで、不安が少なくなり、安心して治療に臨めます。

通いやすいか

矯正歯科を選ぶときは通いやすさにも気をつけるべきです。

歯科矯正は長い方で3年以上の期間を要することがあり、その間毎月1回は通院しなければなりません。

前述したような矯正歯科を選ぶことも大事ですが、通いやすさも同じくらい大事なポイントになります。通いにくい場所の矯正歯科を選ぶと通うのが面倒になってしまいます。

実績・技術がある矯正歯科を選び、なおかつ通いやすい場所の矯正歯科を選ぶことが良い矯正歯科の選び方です。

矯正歯科選びの注意点

医師 薬剤師 歯科医 白衣とビックリ

矯正歯科を選ぶときに注意してほしいことが2つあります。

1つ目に担当してくれる矯正歯科医が非常勤の場合です。非常勤の矯正歯科医がダメということではないのですが、「矯正装置が外れてしまった」などの急なトラブルに対応できない場合があります。

また矯正歯科医がいない場合は予約が取れないこともあり、自分の予定に合わないことがあるので注意が必要です。

2つ目に希望する矯正治療を行ってもらえるかどうかです。

矯正装置にはいくつか種類があり、矯正装置は歯の表面にブラケットと銀のワイヤーをつけて行います。

しかし、歯科矯正を希望する方の中には「目立たない矯正装置をつけてほしい」と思う方もいると思います。

選んだ矯正歯科に希望のものがなければ通院するのを断念する理由になりかねません。事前に確認し矯正歯科を選ぶことが大事です。

歯科矯正の種類は?

歯科衛生士と男性患者

歯科矯正の種類は症例によって使い分けたり、自身で行いたい矯正の種類を選んだりするためさまざまな矯正の種類があります。

ワイヤー矯正・裏側矯正(舌側矯正)・マウスピース型矯正などが一般的で、中には一部だけ矯正を行う部分矯正で治療を行うこともあります。

それぞれの矯正の仕方で、メリット・デメリットがあるため参考にしてみてください。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は一般的な矯正方法で、幅広い症例に対応できます。

歯の表側にブラケットと呼ばれるものと金属のワイヤーを装着し、歯並びの改善を促します。中にはワイヤーも白色のものがあったりセラミック製のものがあったりして目立たない歯科矯正を行うことが可能です。

ワイヤーも白色のものだと目立ちにくいですが、近距離になると矯正していることがバレてしまいます。

しかし、ワイヤー矯正は取り外せないためしっかりと歯の汚れを落とせないと、むし歯・歯周病のリスクが高くなる可能性があるので注意が必要です。

また矯正装置が不意に外れてしまった場合、口の中を傷つけてしまうこともあります。

裏側矯正(舌側矯正)

裏側矯正(舌側矯正)はワイヤー矯正と同じ矯正装置を使いますが、歯の裏側に装着するため目立たないのが特徴です。矯正装置が目立たない形で矯正を行いたい方は、裏側矯正(舌側矯正)がぴったりです。

しかし、裏側矯正(舌側矯正)は歯の表面につける矯正より高額になります。裏側矯正(舌側矯正)は高度な技術が必要になり、難易度が高いとされています。

前述したような日本矯正歯科学会に認定されている認定医・臨床指導医の在籍する矯正歯科で行うのが良いでしょう。

また歯の裏側に矯正装置をつけるため、矯正装置に舌があたり発音がしづらくなる可能性があります。

マウスピース型矯正

マウスピース矯正 歯列矯正

厚さ0.5mm程度の透明なマウスピースで行う矯正治療になります。

透明なマウスピースは矯正していることがほとんどわからないため、見た目を気にする仕事をしている方や目立たない歯科矯正を探している方におすすめです。

またマウスピース矯正は食事・歯磨きなどのときは取り外せるため、むし歯・歯周病にもなりにくいです。

しかし注意してほしいことがあり、マウスピースを取り外している時間が長くなると、治療が完了する期間も長くなってしまいます。

マウスピース型矯正を行う場合は装着時間をしっかりと守る必要があります。

一部だけ矯正を行う部分矯正もある

気になる部分だけを矯正する場合もあります。

自分の気になる部分だけ矯正するときは、全体を矯正するより費用を安く抑えることが可能です。また一部分の矯正なので治療期間も短くなることがあります。

しかし、部分矯正は全体の噛み合わせを治せないとされています。部分矯正は前歯に行うことが多いため、奥歯の噛み合わせは治せません。

「全体の矯正はしたくないけれど前歯だけ矯正したい」と考えている方には良い矯正ですが、全体の歯並び・噛み合わせを治したい方には向かない矯正方法です。

矯正歯科の費用相場はどのくらい?

治療 費用

矯正歯科の費用相場は25〜150万円(税込)程度となっています。

しかし、ワイヤー矯正(表側矯正)・裏側矯正(舌側矯正)・マウスピース型矯正・部分矯正で全く異なる費用になるので、事前に確認しましょう。

高額になりやすいのが裏側矯正(舌側矯正)で安くできるのがマウスピース矯正になります。

歯並びによっては行えない矯正の種類もあり、また矯正歯科によっても多少費用が前後することもあるので、事前に確認しましょう。

矯正費用の支払いの方法も、一括払い・都度払いなどがあるので、気になることは矯正歯科医に相談し解消してから治療に臨みましょう。

ワイヤー矯正の場合

矯正器具のイメージ

ワイヤー矯正の場合、矯正にかかる費用は70〜100万円(税込)程度かかります。

初診から矯正治療終了後の保定期間後の通院も含めての費用です。ワイヤー矯正の中でも、透明なワイヤーを使用した場合などは矯正にかかる費用が高くなることがあります。

またワイヤー矯正はほとんどの症例が適用となっているので、特に希望がなければワイヤー矯正を選択しても良いでしょう。

裏側矯正(舌側矯正)の場合

裏側矯正(舌側矯正)は表側矯正に比べて高くなります。理由としまして、前述しましたが高い技術が必要になる為です。

一般的な矯正費用は100〜150万円(税込)とされていて、表側矯正に比べて1.5倍ほどになることがあるようです。

しかし、裏側矯正(舌側矯正)でも全体ではなく部分的に行うのであれば、費用を抑えることができます。

目立たない形の矯正方法ではありますが、矯正費用も高くなるので十分に検討してから行うことが大切です。

マウスピース型矯正の場合

マウスピース矯正の場合は50万円(税込)〜かかります。目立たない矯正装置として人気があり、費用も一般的なワイヤー矯正より安い傾向にあります。

しかし、マウスピース矯正には様々なブランドがあるため、費用や相場も多少違うことがあるので注意が必要です。

また歯並びによってマウスピースの形も複雑になることがあり、そのような場合には通常より高くなってしまうことがあります。

部分矯正の場合

部分矯正の矯正費用は25万円(税込)〜かかります。気になる部分のみの矯正なので、他の矯正治療に比べて安いです。

しかし、部分矯正では治せない症例も存在するので、事前にカウンセリングを受けて部分矯正で治療可能かどうかを確かめておく必要があります。

部分矯正は一部分を治すのに向いている矯正方法なので、全体の歯並び・噛み合わせを治したいと考えている方は、他の矯正方法も視野に入れて検討するのが良いでしょう。

希望の矯正方法の取り扱いがある矯正歯科を選ぼう

案内する白衣の女性

目立たない矯正を希望する場合は裏側矯正(舌側矯正)・マウスピース矯正になります。

このようにご自身の希望する矯正の種類があるかを確認しておくことで、希望に沿った矯正治療を行えます。

矯正歯科によっては一部の矯正方法しか行っていない場合があるので、希望のものがある場合は注意しましょう。

しかし、希望の矯正方法があっても行えない場合があります。そのような場合は矯正歯科医に相談し、自分に合った矯正方法を提案してもらいましょう。

まとめ

口元を指さす女性

矯正歯科の選び方について解説しましたが、選び方としては「認定医・臨床指導医(専門医)が在籍している・通いやすい場所にある」が一番良いと思われます。

矯正治療は長い期間通院する必要があります。通いにくい場所の矯正歯科を選んでは面倒になってしまいがちです。

また認定医・臨床指導医(専門医)は常勤の矯正歯科が良く、非常勤の場合は予約が取りづらくなってしまうことがあります。

矯正の種類も多様にあるので、希望があれば希望の矯正方法を行っている矯正歯科を選ぶ必要があります。

歯科矯正は決して安いとはいえない治療なので、後悔しないように矯正歯科・矯正装置を選択しましょう。

参考文献

この記事の監修歯科医師
坂本 輝雄医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

坂本 輝雄医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

東京歯科大学卒業 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科矯正学専攻)修了 東京歯科大学歯科矯正学講座助手 慶応義塾大学医学部形成外科学教室非常勤講師 米国オクラホマ大学歯科矯正学講座 Visiting Assistant Professor 東京歯科大学歯科矯正学講座講師 東京歯科大学退職 東京歯科大学千葉歯科医療センター矯正歯科 臨床准教授

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坂本 輝雄医師(東京歯科大学 千葉歯科医療センター 矯正歯科 臨床准教授)

東京歯科大学卒業 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科矯正学専攻)修了 東京歯科大学歯科矯正学講座助手 慶応義塾大学医学部形成外科学教室非常勤講師 米国オクラホマ大学歯科矯正学講座 Visiting Assistant Professor 東京歯科大学歯科矯正学講座講師 東京歯科大学退職 東京歯科大学千葉歯科医療センター矯正歯科 臨床准教授

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